山川製鋏所 (山形市) 2017

イメージ 1

昨日、山形市の山川さんのところへ剪定鋏の修理に行ってきました♪
大事な商売道具ですので、毎年最低一回は見せに行っております。
この日の気温は31℃・・・郡山同様、盆地特有のムシムシ感がありました

イメージ 2

毎回、色々とお互いの近況や世間話をして和んでから作業開始です(笑)
奥さん特製のさくらんぼジャムも美味かったな~

イメージ 3

先日、ネジボルトが折れた鋏もしっかりネジ穴を修正してもらいました。

イメージ 4

毎年、来る時には鋏はバネを外すとガタガタ グラグラ状態
自分で曲線に砥ぐには不可能ですので、刃も若干段がついてたようです
しばらく研がずに使っていたせいもあるので鋏自体結構疲弊してました
刃もしっかり砥いでもらいましたよ

イメージ 5

イメージ 6

ひとつ間違えば大怪我につながる作業です。
山川さんも談笑してる時とは表情が全くの別人に
職人モードのスイッチがONに
見てるこっちの神経が磨り減ってしまうような熟練の技術に毎回感謝です

イメージ 7

イメージ 8

様々な種類の砥石を使って研ぎ~研磨までこなしていきます。
切り刃だけでなく受け刃もしっかり調整してくれます。

イメージ 9

山川製鋏所の看板猫ちゃんもお手伝いです(笑)

イメージ 10

あっ!!目が合ってしまった

イメージ 11

警戒されてるのか近づくとササっどこかへ行ってしまいます(笑)

イメージ 12

奥さんからおやつ貰っていました。
最近のペット食品もオシャレになってますね~(笑)
我が家のヤマトも知らないうちにグル○サ○ン入りのクッキーとか食べてるし

イメージ 13

もう一匹いました。こちらは初めて見ました
仮面ライダーみたいな赤いバンダナがかわいらしいですね
毎回、帰宅すると名前を忘れています(笑)
う~ん思い出せない・・・・・

イメージ 14

研ぎや研磨が終わると、作業台に場所を変えます。
ハンマーで歪み取りや裏出しなど微妙な調整をおこないます

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

ハンマーで叩くだけでなく、ネジ山付近もヤスリで削り、鋏として無駄な隙間がないよう調整していきます。様々な視点からチェックをして最高の使い心地を導きだしていくのです。大量生産物では味わえない機能性は人が生み出しているのですね~。
だからこそ日本のものづくりが世界に認められるのでしょう

イメージ 18

剪定鋏はネジボルトでかしめてありますので締め具合に個人差があるそうです。
僕は若干ゆるいくらいが使いやすいので納得のいくまで調整してもらいました。

イメージ 19

刃と刃が線ではなく一点で合うように調整します。
最後に油を付けて作業終了です

お昼前に作業が終わったので、このあとはお昼ご飯を食べに

イメージ 20

今回は山形市内でもジワジワと有名店になったという「麺辰」さんにお邪魔。
暑い日でも温かいラーメン、寒い日でも冷たい肉蕎麦という山形県民の麺に対するアイデンティティーには驚きです。まぁ~冷しラーメンもありますけどね(笑)

イメージ 21

注文したのは看板メニュー?の特製鶏中華(温)
本当は裏メニュー?の「とっつぁんラーメン」が目当てだったんです
でも、それが提供されるのは・・・限定20食、しかも土日は午後3時からだとか(‾▼‾|||)

この鶏中華、脂っこくないさっぱりしたスープと麺のモチモチ感は
山盛りネギとひき肉が食感に広がりを与えてくれます。
ただスープが甘いようなしょっぱいような感じが・・・
それでも僕は結構好きな部類に入るお味でした。
ですが兄kiyo兵衛と山川さんは苦い表情
ラーメンにしろ何でも味の好みは分かれますね(笑)

食事のあとは山川さんとお別れして帰路につきました

イメージ 22

帰り道に寄った物産館ではさくらんぼツアーのバスで多くの観光客が
さすがはフルーツ王国ですね

夕方に無事郡山に着きました

イメージ 23

新品のような輝きで見事に甦った剪定鋏。
これからバンバン使っていきます

山川さん、ありがとうございました
今回も大変お世話になりました



イメージ 24


山川製鋏所
 
 〒 990 - 0052  山形県山形市円応寺町6-19
  TEL 023-623-5953  FAX  023-623-5954

⋆ 切れ味、使い心地は若輩ながら僕も保障いたします(笑)