道具の話 2

昨日にひきつづき今日も天気がぐずついています明日から天気回復のようですね
そんなわけで今日も植木屋さんの道具の話です。今回は植木鋏と刈込鋏です植木屋さんの三種の神器(木鋏、剪定鋏、鋸)のひとつです。
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これは私(弟T)の植木鋏です。左が大久保鋏といわれ、一般的にこの形が広く流通されています。右のほうは庭師型ともいう形です。形により握り具合や重さなど様々な利点や欠点が表れますが、使いこなすのが職人です
両方とも新潟三条の鍛冶屋さんが打ったもので、ホームセンターでは絶対売っていません。何が違うかというと・・・とにかく丁寧にお手入れすればよく切れ、長持ちします。能書きばかり長くなるので簡単にしました
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こちらは刈込鋏です。人によっては大鋏、両手鋏とも言いますが、あまりそういう人はいないですねこれは昨日雨の中、作業途中だった個人邸の庭木の手入れを終わらせてからサビやヤニを落としてから砥石で研いだものです。道具があってこそ仕事ができるので大切にしています。これも植木鋏同様新潟三条の鍛冶屋さんのものです。形もいろいろありますが、左が門型(U型とも)、右がさんま型(生垣用とも)です。ただ動かせばいいものではなく使いこなせるまで慣れが必要です。自分も使いこなせるようよく練習したものです
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刃を部分です。スパスパに研ぎました鍛冶屋が打った鋏はホームセンターで市販されてるものとは比べもんになりません人の手から人の手へ・・・これが手作りのいいところでもあります。
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大事に使います 

次回は剪定鋏について掲載しようかなぁと考えています。剪定鋏もいろいろ奥が深いんです。知ってました?
ではまた次回に
みなさん よい一日を