高瀬の大ケヤキ

最近、全国の巨木や古木を巡ることを始めました!植木屋をやってるということもありますが、樹齢なん百年という木々から何かしらのエネルギーを感じたいと思いまして・・・趣味というか道楽ですね
そんなもんで巨木一発目は会津若松市にある“高瀬の大ケヤキ”です

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推定樹齢500年の大ケヤキは、戦国武将の上杉景勝が慶長5(1600)年に直江兼続を総奉行として築城を始めた神指城土塁跡(二の丸跡)にあります。
僕も写っていますがその大きさは歴然です
根元の周囲は12.55m、幹回りは10.45m、樹高は16mもあり、昭和16年1月に国の天然記念物に指定されました。


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近くで見るとかなり迫力のある幹です!生命力がビンビン伝わってきますね
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枝も葉ッぱもしっかりしていて楽に2、300年は生きそうかな!


ケヤキから会津若松城方面です
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もしここに神指城(こうざしじょう)が築城されていたら奥州一の名城になっていたんだろうなぁ~と歴史ロマンに浸りながら田園風景を眺めていました


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神指城の完成イメージ
築城には約12万人が動員されたと伝えられ、直江兼続ケヤキを起点に北極星と結び、提灯をともして縄張りをしたそうです。しかし、徳川家康会津征伐や東の関ヶ原、長谷堂合戦のために工事は中止されてしまいました。面積は鶴ケ城の約2倍で完成していれば、東日本一の巨城になるはずだったと云われてます。
みなさんも会津若松城を訪れた際に、ちょいと足を運んではいかがですかな!