山川製鋏所 2016

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兄Kiyo兵衛が工藤さんとこに行ってる間、僕は山川さんとこに行ってました。
住所見るとわかりますが、凄く近所なので移動しなくていいので楽です

もうかれこれ4、5年ぐらいにお世話になってますね。
最初は道具の手入れと仕事の延長というように感じてましたが、近頃は毎回明るく迎えてくれる山川さん夫妻に会うのが凄く楽しみなんです

剪定鋏の話以外でも色んな楽しい話をしてくれる山川さんに感謝です
お茶飲んで世間話して、場が和んだところで作業開始です

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最初は鋏をバラしてどういった状態なのかを確かめます。
毎日のように太い枝を剪定するので刃が歪んだり、グラつきが結構あったようです

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いろんな砥石を使いわけて研いでいきます。
刃が凹んだり、欠けたりしてる場合は荒目の砥石で研いでいくのです。
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砥いだ刃の状態を見ながら作業してくので神経使う仕事ですねよ~

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鋏の形状によって横回転、縦回転のグラインダーで作業します。
片手刈込のような刃が長いものは縦回転で研いでいきます。

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作業みてると迫力あって面白いです
火花が結構飛ぶので危ない感じもありますが、職人技が光ってます

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毎年来てるので「次はこれかな?」と作業の順番がわかるようになってきました。
でも今回の記事で初めて山川さんを知る人もいるかもしれないので、毎回作業の様子は載せようと思います。

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砥ぎ終えると磨きの作業に入ります。
鏡面加工することで刃の摩擦抵抗が減り、スパッとした切れ味が生まれます。

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最後にアサリなど色々調整してもらって作業終了です。

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僕は昨年に結婚しましたので、話のタネになればと結婚式のアルバムを持って行きました。昨年の11月にお邪魔した時は奥さんが用事あってアルバム見せれなかったの今回ようやく見ていただけました

チョット恥ずかしい感がありましたが、楽しそうに見てくれて嬉しかったな~

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綺麗に復活した鋏たち。
津軽型はそろそろ寿命が近づいてきたようです
そんなことは気にせずバンバン使っていきます。
今年もいっぱい働いておくれ~

山川さん、今回もお休みの中、本当にありがとうございました。
自分みたいな若輩を毎度温かく迎えてもらって感謝しております。

いい休日になったな~

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山川製鋏所
 
 〒 990 - 0052  山形県山形市円応寺町6-19
  ℡ 023-623-5953  FAX  023-623-5954

このあとちょっとオマケ記事あります(笑)
時間あれば更新いたします。
よろくしです