山形庄内の旅 その4

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松ヶ岡開墾場に着きました~。

松ヶ岡開墾場は、明治維新後、庄内藩士たちが拓いた緑豊かな大地として、国指定史跡として指定を受けております。その中に瓦葺上州島村式三階建の蚕室が五棟現存し、一棟が修復されて松ケ岡開墾記念館となっています。記念館周辺には、食事処や庄内の米造り用具収蔵庫、庄内映画村資料館などもあります。

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庄内映画村資料館
映画「蝉しぐれ」をはじめとする松ヶ岡や石倉のオープンセットで撮影された映画の資料を展示しています。

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桜が満開の時に来たかったですね~

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庄内藩士たちの努力の結晶が鶴岡の発展につながったのでしょうね

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開 墾 記 念 館
明治の松ヶ岡開墾の記録や養蚕などの貴重な資料が展示されています。
また、全国の土人形・土鈴などの田中コレクション(田中氏は開墾士の末裔)も展示しています。

建物は、現存する蚕室5棟のうちの1棟で、明治8年創建の建物です。他の蚕室と同様、棟梁は当時の名匠高橋謙吉(鶴岡)ら2名で、養蚕業の先進地であった上州村(群馬県佐波郡境町)田島家の蚕室を模して建造したといわれています。

桁行21間(37.8m)、梁間5間(9m)で2階建の上には通風換気のためにさらに越屋根をとりつけ、屋根には明治8年に壊された鶴岡城の瓦が使われています。

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松ヶ岡本陣

茅葺き、檜造平屋建ての建物で、松ヶ岡開墾事業の本陣となったところです。

庄内藩主第三代酒井忠勝公が1622年庄内に入部し、鶴岡・高畑(鶴岡市上畑町)に、「高畑御殿」と呼ばれた仮殿を建てて、鶴岡城の拡張整備を行いました。

1686年、この仮殿の一棟を藤島・下町(藤島町西河原)に移築し、藩主が江戸往復の際「御茶屋」または「藤島本陣」と称し、休憩所として用いたものです。
これを明治5年、松ヶ岡開墾創業に際して、開墾地内経塚の北麓に移築して、松ヶ岡本陣と呼び集会所兼事務所、開墾の本陣としました。

平成元年に本陣と蚕室を含む区域が国指定史跡(歴史的建造物群)に指定され、平成11年より本陣の解体調査修復工事が行われ平成13年4月に完成。現在は復元修復されリニューアルした本陣となっています。

毎月26日には松ヶ岡集落の常会が開かれ、また併設している松ヶ岡農村婦人の家、松ヶ岡公民館などと合わせ、日常的な集落の集会,コミュニティーの拠点として、今なお現役の生きた文化財として、松ヶ岡集落の人々のよりどころの中核施設として利用されています。

戊辰戦争時、会津藩と共に戦った庄内藩の歴史に触れることができて大変勉強になりました。

このあとは鶴岡の市街地へ~

またここで寄道です

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竹の露酒造さんにお邪魔しました。
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お土産にこちらを購入。スペックなど感想は後日アップいたします。

宿に行くには少し時間が早かったので、もう一つ寄道しましたよ~

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荘内神社と~

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藤沢周平記念館へ寄って行きました~
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企画展を見てから宿のほうへ向かいました~

続きま~す。よろしくお願いします