京都のお友達

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先日紹介しました会津の中屋さんを通じて知り合った方がいます。
京都の植木屋さんのT君。名前は匿名でとのお願いでしたのでご容赦!!
時間ある時にメールで情報交換してます。
写真を見てわかるとおり凄い技をもっています。
しかも僕らと同い年(今年で28になります)というのだからおったまげです
 
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彼のお父さんも植木屋でその影響で中学出てすぐに仕事し出して19歳の時に伐採を習うために林業(杣師)の親子に外弟子になり、そこで特殊伐採のやり方や鋸、鉈、斧、枝打ち鎌の研ぎかを教わり4年間修業し23歳からお父さんと一緒に仕事しているそうです。
去年までは、素登りでぶり縄使って安全帯に胴綱二本で登る方法らしいのですが、今の時代にあってないと思いもっと安全にと今年始めごろからツリークライミングを独学で学び取り入れてやってるそうです。
この研究熱心さ、僕らも見習わらなければ
 
「枝先で軽快に作業出来るのは、伝左衛門さんのマド鋸のおかげです」とのこと・・・やはり良い仕事の裏には良い道具が、しかもその道具を作るにも良い職人の技が光るというもの。
最近、「職人」という言葉も薄れてきたような現代。
僕らも彼を見習って、良い職人になれるよう努力していきたいです。
 
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こちらがT君が仕事で愛用してる道具(ごく一部ですが)だそうです。
鋸は会津の伝左衛門さんのもので、鉈は和歌山の方の鉈だそうです。
枝打ちにも使えそうでかっこいい鉈だなぁと感じました。
柄や鞘も自分の手作りだそうです。
オリジナリティがあって職人の道具って気がしてきます。
 
まだお会いしたことはありませんが、こうして連絡を取り合うようになったのも何かのご縁でしょう。
一度会って色々とお話ししてみたいものです。
 
 
みなさん、今日もお疲れさまでした