今年も中屋さんへ (中屋伝左衛門鋸こうば)

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今年も会津若松の鋸鍛冶屋 3代目 中屋伝左衛門こと五十嵐 征一さんのところへお邪魔しました。
去年お願いしていた窓鋸を購入するためだけではなく、鋸の目立てやアサリ出しなどの勉強にも伺いました。
 
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去年の春の記事に五十嵐さんについては紹介しましたので、御存知ない方は去年の記事をご覧になってください。
写真は注文していた鋸を見ているところです。
今回は写真右側の柄が黄色い鋸(弟が目立てしながら使っているものです)で目立てのご指南をうけました。
 
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弟が目立てした鋸は刃をつけることを意識しすぎで形や溝がまばらでした。
刃をつけるというよりも刃の形を整えることが重要だとおっしゃっていました。
とりあえず先端のほうを五十嵐さんが補修し、残りは自分でと課題をだされました。
目立て作業は自分のやりやすい姿勢、ヤスリをいれるスピードも見つけることも大事です。とにかく日々練習していきたいです。
 
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注文していたマド鋸の試し切りをしました。
弟「これは凄い!!どんどん大鋸屑が・・・!!!」
楽しくなってきて全部切りそうでしたが、あとから試し切りする人のために半分くらいのところで止めました。
マド鋸の切れ味・・・ビックリです伐採作業、高所での強剪定で大活躍しそうです
 
マド鋸以外にも剪定鋸の試し切りも五十嵐さんの作業場近くの畑でやりましたよ
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アサリ出しについても勉強しました。これについては秘密にしておきます。
アサリとは鋸刃先端部の少し曲がっている部分をいいます。
このアサリによってできた微妙な空間が切断時の鋸の摩擦熱を外に逃がし、効率よく大鋸屑を掻き出せるそうです。
つまりはスムーズに切断するためには必要なものです。
これは長年の熟練した技が光る作業です。頑張ります
 
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こちらは中屋さんのHPには載っていないタイプの窓鋸です。こちらも切れ味、操作性バツグンでした。
使ってみたいと心が熱くなりこの鋸もいただくことにしました。
 
今回購入した鋸は次回以降の記事に載せることにします。
 
去年から鋸の魅力に感動しています。
また伝左衛門さんのとこへ伺った際は記事に載せます。
興味あるかた気軽に記事をご覧になってください。
 
五十嵐 征一さん今日はご指導ありがとうございました。