縄文時代のクスノキ

先週、京都の植木屋友達T君から面白い仕事の写真が送られてきましたのでご覧ください。
 
和歌山市の紀ノ川の中から見つかった大きなクスを引き上げて調べたら結果なんと縄文時代のクスで腐らずにそのままの姿で残ってるのは珍しく史料館で展示されることだそうです。
 
そのままでは大き過ぎて運べないので三つに切り分けて運ぶことになったそうです。
 
T君の知り合いが和歌山にいてまたその知り合いの林業屋さんが仕事をやるので見学に行ってきたようです。
 
京都は梅雨入りで、当日T君はお休みだったそうです。
 
幹回り12メーター重さ約30トンというとてつもなく大きなクスで中は腐って空洞になっていたようです。
 
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確かに大きいです。よく腐らずにいたのが奇跡としかいえない
 
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切断作業の様子です。使ってるチェンソーもスチールの排気量ので大きいものです。バーの長さも1メートルは楽に超えてる・・・これを扱える人達がいるのだから驚きです
 
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フォークリフトの上で切断作業・・・スケールが違い過ぎる(笑)
当然作業してる人はイヤーマフをしていますね
排気量が大きいものだと100ccを超えるものもザラにあります。
騒音もかなりでかいので、林業でもプロ中のプロしか使いこなせないような気がします。
僕らが持ってる、50㏄クラスがおもちゃのように感じてしまう。
 
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切断終了です。それにしても・・・凄い
 
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チェーンソーの目立て台。さすがに長いなぁと思いながらもチェーンソーのガイドバーケース・・・小さくない
 
T君はこれをつっこんでほしくてこの画像も送ったのだろうか(笑)
真相は定かではないですが、「サイズちゃうやん」と誰か言ってような光景が目に浮かびます
 
この林業屋の人は、高野山奥の院で杉の大木の伐採や枝打ちをやってる巨木専門の林業屋さんのようです。
排気量120ccのスチールで120センチバーで太すぎる幹では難しい「回し切り」をして見事に半分に切り分けてます。
本当に世の中に上には上が有り、ほんとに凄腕の人が居るもんだなと思うとワクワクしてきます!!   
 
また面白い写真送られてきましたら記事にします。
みなさんヨロシクです!!!